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人生のピンチが来たとき、演劇を続けるかで立ち止まる。奥山雄太×竜史×内田倭史が語る“劇団を続けるということ”
大学演劇出身で、現在は劇団を主宰。そんな共通点を持つ、ろりえ主宰の奥山雄太、20歳の国主宰の竜史、そして劇団スポーツ主宰の内田倭史の3人が大学演劇をめぐってがっつりクロストーク。後編は、大学演劇から小劇場へ軸足を移す中で直面した難しさ、歩みの中で感じる変化について、3人のホンネが飛び交います。2019.08.06
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同期が売れてもムカつくし、辞めてもムカつく。奥山雄太×竜史×内田倭史が振り返る大学演劇の汗と涙
現在、小劇場シーンで活躍する劇団のルーツを辿ると、大学演劇に至ることが多い。特に、第三舞台、劇団ラッパ屋、演劇集団キャラメルボックス、ポツドールなど数多くの劇団を輩出しているのが早稲田大学だ。近いようで遠いような小劇場と大学演劇。そこで今回は伝統の早稲田で大学演劇にふれた、ろりえ主宰の奥山雄太、20歳の国主宰の竜史、そして劇団スポーツ主宰の内田倭史の3人に、...2019.08.05
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【U-25の衝動】少女都市 葭本未織インタビュー「私の演劇は、社会を変えるためにある」
葭本未織という才能が、今、演劇界を静かにざわつかせている。処女作『聖女』で第60回岸田國士戯曲賞に推薦。これまで劇団子供鉅人、オイスターズ、FUKAIPRODUCE羽衣、コトリ会議など気鋭の団体を選出してきた「次世代応援企画 break a leg」の平成30年度参加団体にも選ばれ、一躍葭本未織と彼女が率いる少女都市という劇団の名前が、演劇界に広がりはじめて...2018.05.20
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新しい代表作ができた。iaku 横山拓也に聞く『粛々と運針』にこめたもの。
2017年6月2日、ひっそりと小さな作品が産声をあげた。それは耳を澄まさなければ聞き取れないほどかすかで、よほど演劇に関心のある観客でないと気づくことさえないように思えた。だが、その産声は、深く、熱い、波を起こした。作品の誕生に立ち会った幸運な人間たちの心を強く、優しく震わせた。それが、iakuの『粛々と運針』初日の出来事である。大都会の片隅に佇む新宿眼科画...2018.05.04
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国旗国歌問題ははたしてコメディになり得るのか?アガリスクエンターテイメント『卒業式、実行』試演会レポート
生徒の自治を第一とする国府台高校。卒業式も生徒による企画・運営で進められる同校に、その伝統と信念を根底から覆す事件が発生した。教育委員会から、卒業式で国旗掲揚ならびに国歌斉唱をするように、と要請が来たのだ。はたして生徒たちは大人の思惑に従うのか。それとも自分たちの企画した卒業式を守り抜くのか。一向に決着を見ない議論。体育館前に押し寄せる卒業生と保護者たち。国...2018.02.09
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「昔の演劇に比べて質が落ちていることは絶対にない」壱劇屋・大熊隆太郎×匿名劇壇・福谷圭祐トップ対談(後)
劇団員を「ファミリー」と語り、宝塚歌劇団のような組織体を目指す劇団壱劇屋主宰・大熊隆太郎と、劇団員を「手札」と言い切り、劇団で生計を立てることは放棄したと宣言する匿名劇壇主宰・福谷圭祐。正反対の劇団観を持つふたりは、この先、劇団の代表者として、いちクリエイターとして、どのように舵をとっていくのか。関西小劇場界が誇る若手ツートップの視線の先を追いかける。2017.04.27
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「間口を広げるためには、作品の前に、まずは面白い企画を立てることが重要」壱劇屋・大熊隆太郎×匿名劇壇・福谷圭祐トップ対談(前)
劇団そとばこまち、劇団☆新感線、惑星ピスタチオ、劇団M.O.P…。かつて関西小劇場には、数多の才能がきら星のごとく現れ、観客を沸かせた時代があった。あれから幾星霜。「元気がない」としばしネガティブに語られることも多い関西小劇場界を、今、ふたりの才能が牽引している。それが、劇団壱劇屋主宰の大熊隆太郎と、匿名劇壇主宰の福谷圭祐だ。革新的な身体パフォーマンスと観客...2017.04.26
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【公演直前インタビュー】ポップンマッシュルームチキン野郎『死なない男は棺桶で二度寝する』『オハヨウ夢見モグラ』
前回、稽古場の模様をお届けしたポップンマッシュルームチキン野郎。初の2本立て、そして若手大抜擢と企画性の高い今回の公演について、主宰の吹原幸太さんが胸の内を語ってくれました。2017.04.21
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【稽古場レポート】ポップンマッシュルームチキン野郎『死なない男は棺桶で二度寝する』『オハヨウ夢見モグラ』
今月はどの舞台を観に行こうかな。と、情報をリサーチしてみても、いろんな公演がありすぎて、どれを選べばいいかわからない。新しい劇団を開拓してみたいな。と、意気込んではみたものの、どんな雰囲気かわからないとちょっとギャンブラー。そんなあなたのために、編集部がゲキオシ!したい劇団の稽古場に潜入し、その模様をレポートします。今回、お邪魔させていただいたのは、5月3日...2017.04.20
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【演劇ライナーノーツ】無駄な部分こそが、台詞における生命線。【20歳の国 竜史】
『花園RED』『花園BLUE』を終えたばかりの20歳の国 国王の竜史さんに、作品についていろいろと振り返っていただきましたが、今回が最終回。鬱屈としていて、明確な出口のない青春を送る男子高生の心象をリアルに表した珠玉の台詞群について、その心得を語ってもらいました。2017.03.17
編集長“ゲキオシ!”の公演をご紹介する記事から、読者参加型の特別企画まで、小劇場のさらなる魅力を発掘する多彩なコンテンツをご用意します。