重厚なドラマに胸をえぐられたい
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人間の懸命な様子こそが美しい。小劇場界を騒然とさせる才能が追い求める、苛烈な美意識。【あやめ十八番 堀越涼】
2017年4月20日、僕は上演が終わったばかりの座・高円寺の客席で高揚していた。あやめ十八番『ダズリング=デビュタント』の本番2日目。今しがたすさまじい世界をつくり上げたその余韻だけをほのかに残して、無人の舞台に静かに時が降り積もる。人付き合いが得意ではない僕は、たとえ知り合いの舞台でも終演後に挨拶に行くことはない。それでもこのときだけは震える胸を何とか鎮め...-
- 艶やかで繊細な和の世界
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- 生演奏が紡ぎ出す至高の劇空間
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- 緻密で多層的なストーリーテリング
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- 実力派揃いの出演者陣
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- 目で愉しめる華やかな美術や衣装
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- 作品ごとに変幻自在する作風
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2017.09.13
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人の悪意や虚栄心こそが、エンターテイメント。善良なる会話劇の名手が炙り出す人間の暗部。【iaku 横山拓也】
生の演劇の醍醐味と聞かれたら、真っ先に「会話」だと答えたい。限定されたシチュエーションで、様々な思惑を持った人たちが、奇妙なズレを含みながら、互いの縄張りを守り合うように言葉と言葉を重ねていく。絡み合った糸をほどくつもりの「会話」が、なぜかさらに状況をもつれさせ、事態はややこしく、そして人々は追いつめられていく。そのスリル感。息遣いさえ伝わるようなリアリティ...-
- 笑える
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- 泣ける
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- 考える
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- 疲労する
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- 震撼する
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- 満足する
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2016.11.24
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その日の気分によって洋服を選ぶように、今の気分に合わせて、あなたが見たいものに近い作風・ジャンルの劇団をご紹介します。